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健康ガイドC型肝炎C型肝炎ウィルス(HCV)とは?
C型肝炎ウイルスの持続感染者(HCVキャリア)C型肝炎ウイルス(HCV)が体内に入り、肝臓で増殖する(感染する)と、一定期間(潜伏期)を経てから「身体がだるい」「食欲がない」「吐き気がする」などの症状が見られ(発症)、それに引き続いて皮膚が黄色くなること(黄疸)があります。これが急性肝炎と呼ばれる状態です。 C型肝炎ウイルス(HCV)に感染した場合、成人では急性肝炎になっても症状が軽かったり、まったく症状が出ない場合(不顕性感染)が多いため、本人が気づかないことが多く、肝炎ウイルスが身体の中から排除されずに住みついてしまう(キャリア化する)ことが多いことがわかっています。 このような状態にある人をC型肝炎ウイルスの持続感染者(HCVキャリア)と呼びます。 C型肝炎ウイルス(HCV)の検査C型肝炎ウイルス(HCV)に感染しているかどうかは、採血して検査します。(検査は、HCV抗体半定量検査と、HCV-RNA検査との組み合わせにより行います。) HCV抗体検査が陽性の人は、ウイルスが「身体の中にいる状態(感染している場合)」と、「身体から排除された後の状態(感染既往を示す場合)」とに分けられます。 今回受けられる検査は、ウイルスが現在、身体の中に「いる」「いない」かを判定するためのものです。
C型肝炎ウイルス(HCV)感染した場合の経過C型肝炎ウイルス(HCV)に感染すると、多くの人が持続感染の状態(キャリア)となりますが、その後、慢性肝炎となる人も多く、さらに一部の人で は肝硬変や肝がんへと進行する場合があることから注意が必要です。
C型肝炎ウイルスの持続感染者(HCVキャリア)であることがわかったらC型肝炎ウイルスの持続感染者(HCVキャリア)の場合、まったく自覚症状がなくても肝機能検査が異常値を示すことがあります。また、ある時は正常値であっても、別のある時は異常値を示すこともあり、気づかないうちに病気が進行することがあります。 そのため、C型肝炎ウイルスの持続感染者(HCVキャリア)であることがわかったら、医療機関を受診して、「肝臓の状態」をチェックするための検査や指導等を定期的に受け、自己の健康管理に役立てるとともに、必要に応じて適切な治療を受けることをお勧めします。 他人への感染を防ぐには
おわりにC型肝炎ウイルスの持続感染者(HCVキャリア)でも、定期的に「肝臓の状態」をチェックし、その状態に見合った健康管理に努めていれば、日常生活の制限などは必要ありません。 また、周囲の人も、C型肝炎についての理解を深めていただくことが大切です。
日常生活の場では、新たにC型肝炎ウイルス(HCV)に感染することはほとんどないことがわかっています。したがって、毎年くり返してC型肝炎ウイルスを検査を受けなくても、現在のところ、上図に示す手順を踏んだ検査を1回受ければ良いとされています。 なお、C型肝炎ウイルス(HCV)以外の原因による肝炎もありますので、パンフレットに記載してあるような症状や肝機能以上がある場合などには、医師に相談してください。 平成13年度厚生科学研究費補助金「肝がんの発生予防に資するC型肝炎検診の効果的な実施に関する研究」班作成 |
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